ニューウェイズからモデーアジャパンへ。ビジネス形態「ソーシャルリテイル」とは
2015/07/12
ニューウェイズジャパンは、2015年4月1日付でモデーアジャパンに社名変更しました。
※モデーアジャパン会社概要はこちら!
前身の「ニューウエイズジャパン合同会社」という
マルチレベルマーケティング(MLM)の会社時代は、
色々とお世辞にもあまり良いと言えない評判が、
特にネット上でにぎわっていたようです。
それゆえの社名変更なのか(人によっては新会社の設立と説明されていますが)、
理由は様々なのでしょう。
しかし、2013年に米国でオープンしたモデーアは15年2月の月次売り上げが
対前年同月比2ケタ増を達成したそうですから、好調な推移ですよね。
◆「MODERE」は安心・安全にこだわった日用品のブランドです◆
と言う明確なコンセプトを打ち出し、ライフスタイルブランドという
位置づけでオープンした「MODERE」は、
食器用洗剤・洗濯用洗剤といったハウスホールド製品から、
スキンケア・ヘアケア・サプリメントまで幅広い日用品を
製造・販売するメーカーブランドです。
「人への安全性、地球環境への安全性をミッションを掲げている
MODEREの基準には明確な定義があります。」とも
説明されています。
またモデーアジャパンでは、ディストリビューターの事を
「ソーシャルマーケッター」と呼びます。
報酬プランは、
ニューウェイズと同じで、
ユニレベルとブレークアウェイのハイブリッドを
採用しているようです。
ただし、
従来のブレークアウェイに改良を加えて、
よりリーダーシップ主体のモデルにしてあるそうです。
アンテナショップなど実店舗での製品展開は視野に入れていないと
言う事ですが、全国5ヶ所(札幌・東京・大阪・名古屋・福岡)には
期間限定のポップ・アップショップを設置して
ローンチイベントを開催すると言う事です。
※ローンチとは
新しい商品やサービスを世に送り出すことを意味する言葉。
「立ち上げ」「公開」「開始」「発進」などの意味でも使われます。
そして最大の特徴としては
「MODERE」はソーシャルリテイル
というビジネス形態をとっていることでしょう。
ソーシャルリテールとは、ソーシャルメディアを利用した
小売り(リテール)方法です。
最近TVコマーシャルをどんどんやるようになった「BUYMA」も、
ソーシャルショッピングサイトとして飛躍的に伸びた例の一つです。
ソーシャルショッピングとは、簡単に言えば
『顧客から顧客へ広がっていく仕組みを持つサービス』の事であり、
たとえば、「Facebook上にシェアすれば送料無料」や
「友だち紹介であなたとお友だち両方にクーポンプレゼント」
といったサービスは良く見かけますよね。
顧客がサービスを誰かにシェアしやすい特典を付けることにより、
CMや雑誌広告などに頼らずに情報を拡散していくのが
ソーシャルショッピングの特徴です。
情報をシェアすればするほど顧客自身も、シェアした相手もお得になり、
企業は宣伝費をかけずに広告してもらえる【All win】という
考え方で考案されたシステムらしいです。
ま、「ショッピング=買い物」だけではなく「リテイル=小売り」としている
訳ですから、そこには企業サイドの思惑があるのだと思いますが。
でも本当にモデーアジャパンのショッピングサイトは、
非常にキレイで、普通にネットショッピングで買い物する場所という
イメージですよね。
※海外セレブもはまる商品コンセプト
そしてソーシャルマーケッターには、紹介者コードとしての番号と
ORコードが発行され、SNSで製品情報をシェアすると、そのコードを
通じて、紹介者であるソーシャルマーケッターにリンク。
愛用者のお客さんを獲得した実績に応じて報酬が得られるという
仕組みだそうです。
ただし、SNS上でのリクルートは厳禁とのことですので、
そのあたりのコンプライアンスは徹底されていくのでしょう。