脳とは自分の持ち物？ それともご主人？
2015/06/11
ビジネスをやっていく上においても、人生を意義あるものとして
過ごしていく為にも、
目的を持つこと、目標を設定する事は大切だし、絶対にやるべきですが、
その達成に必要な事とは「行動」であって、
その行動を司るのは「脳」ですよね。
でも、その自身の「脳」の本質と言うものをほとんどの方は理解していません。
だってみなさんは自身の脳を自分の持ち物であり、自身が活用していると
思っていますでしょ？
果たして本当にそうでしょうか？
人間の動きには意識しても止める事の出来ない動き(内臓の動き、呼吸、まばたきなど)が
多くあり、それは人間の生存活動上、必要な事であるゆえに自身は
意識なんかした事ありません。
でも逆に自分の意識だけで全てを管理し操れると考えると、怖くないですか？
だって自分がすべての指令を意識下で出すとすると、万一「呼吸をする」という
指令を出し忘れてしまったら・・・・・
だから意識にすべてをゆだねてしまうと生存活動上の不備が発生する可能性が高く、
ひいては脳自体も存亡に関わる問題となるわけです。
ゆえに脳は通常の生存サイクルを維持する事を優先します。
その結果、新しいことや変化を求めることに対して否定的に導こうとするんですね。
これは自身を生存させる為に、今現在の既存プログラムを維持継続させるべく
指令を出すからなんです。
これが俗に言う「言い訳・飽きっぽい・眠くなる・意識低下・妥協・あきらめ」と
言う行動に繋がってしまうのだそうです。
だから自分が自身の管理者ではなく、脳が管理者だと考えて、すべての行動において
お伺いを立ててみましょう。
「これをやりたいんですが、手伝ってくれますかね？」と。
壮大な目標や、手の届かないような夢や希望は、どうしても続かずに妥協と
あきらめを繰り返し、気がついたら意識が低下して言い訳を準備して
自己弁護している。。。。
あなたも経験ありませんか？
それは、まさに 「あ、それはウチでは無理！」 と脳に即否定された為に
脳によって、仕組まれてしまった結果・結末なのですよ。
そうさせない為には、脳がストレスと抵抗感を感じない程度の負荷を用意し、
行動していく事が有効となり、抵抗されないので精神も身体も問題なく動き、
結果に繋がっていく流れを作る事です。
するとその事については脳が普遍的な行動と認識する為に、負荷の強度を
高めていっても、拒否反応がでなくなるんですね。
だから具体策としては、身近にあるやるべき事を5分後に出来るレベルで
目標を設定しチャレンジしてみる、内容は何でもいいんです。
腹筋を20回やるでもいいし、100文字タイピングするでもいい。
それが出来たか出来なかったかをPDCA(計画・実行・検証・反省)のサイクルで
検証し、再度目標設定する。
そしてその目標達成の到達と充実感をモチベーションに、次のステージへと
向かっていく。
必要なのは
スモールチャレンジ(小さな行動)
スモールサクセス(小さな成功)
スモールサティスファクション(小さな満足)
これを積み重ねて行く事なんです。