ネットワークビジネスは「ねずみ講」ではありません!
2015/06/21
多くの方がネットワークビジネスと言うと
「それってねずみ講だよね?」とか「マルチ商法でしょ?」
と勘違いされている場合があります。
初心者の方で、このネットワークビジネスに参加しようと気持ちが
盛り上がっている時に、こんな事を言われてしまってはショックですよね。
そこでネットワークビジネスは「ねずみ講」や「マルチ商法」とは
まったく違うのだと言う事を理解して下さい。
まず根本的に違いが何かと言うと
「ネットワークビジネス=商取引」であり、商法にのっとって行う正しい
商行為です。
それに対して「ねずみ講」や「マルチまがい商法」はズバリ犯罪です!
これは「無限連鎖講の防止に関する法律」にて、一切の活動や
関与が禁止されている犯罪行為なんです。
では正規にかつ合法的にビジネスとして成り立っているはずの
ネットワークビジネスが、なぜそんな犯罪行為と混同されてしまうのか、
それは歴史をひも解いて解説しましょう。
日本におけるネットワークビジネスは、1960年代から始まりました。
ゆえにすでに50年以上の歴史があるわけですね。
現在でも元気に活動されている、日本タッパーウエアや三基商事が
1960年代に開業し、その後1970年代には現在の大手企業である
日本アムウェイやノエビア、シャルレと言った会社が次々と開業し
本格的に日本の流通業として根付いていったんです。
しかし同時にその時期は「ねずみ講」の発生時期でもありました。
1981年に発生した「豊田商事事件」などは、本当にセンセーショナルな
衝撃を世間に与えましたから、覚えていらっしゃる方も多いと思います。
その様に大きな社会問題となったこれらの手法を防止する為に、
いくつもの法律が施行され、現在に至るまでも悪質企業が多くの
被害者を生み出すたびに、関連法規が改正されるという事が
行われています。
ではこの両者は具体的になにが違うのでしょうか?
両者の仕組みを比較すると、ネットワークビジネスは製品流通による
売り上げ利益を原資として、参加者さんに報酬を還元する仕組み。
一方、ねずみ講は金銭の回収や配当だけを目的とした組織です。
ゆえに商品が存在しない、またはまったく価値の無い物を形だけ
用意して流通の実態がある様に見せかけるだけと言った形態です。
だからねずみ講は被害者が生まれてしまうんです。
しかし一見すると違いがわかりにくい両者ゆえに、現在の
ネットワークビジネス主催企業は、非常に厳しくコンプライアンス
施策を実行しています。
それらの意識の徹底や企業姿勢の徹底により、実際消費者センターに
寄せられる苦情や相談は年々減っているんです。
主催企業の努力で、業界自体がどんどん確実に健全化している訳です。
だから商品が大好きで愛用する愛用者の集まりであるネットワーク
ビジネスであれば、必ずリピーターが存在していて、それらの方々
からの売り上げが原資となっているわけですから、
ご自身が信頼し愛用している商品を取り扱う企業のビジネスであれば、
安心して参加してみて下さい!