セミナーのメインイベント！成功者へのインタビュー
ビジネスのコンセプトや、なぜネットワークビジネスで組織を作って販売するのか？
戦略商品は何で、なぜこれが選ばれたのか？
という事を、一応の根拠のもと説明されるセミナーの最後に、
ご存知、メインイベントである「成功者へのインタビュー」のコーナーがあります。
これは多分、今のMLMセミナーでも必ずと言っていい程ある演出ではないですかね。
私の参加していたビジネスは、報酬プランは非常にシンプルでした。
ちょっとプランの概要を説明してみます。
・戦略商品：ポータブルジェットバス（販売価格：218,000円）
新規参加者(製品購入者)が４台販売 → コミッション：15％
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アドバイザーに昇格：コミッション：25％
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直ダウンの内２名がアドバイザーかつ自身のグループ月間売上高350万円到達
⇒チーフアドバイザー(CAD)に昇格：コミッション 35％
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直ダウンの内２名がチーフアドバイザーかつ自身のグループ月間売上高800万円到達
⇒マネージャー(MG)に昇格の為のステップ達成
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ステップの翌月、自身のグループ月間売上1,200万円到達
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管理責任者となる「マネージャー」に昇格：コミッション 45％
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直ダウンの３名がマネージャーかつ月間売上高一億到達
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最高管理責任者である「トータルマネージャー(TMG)」に昇格
コミッション：52％
とこう言う流れです。
ゆえにコミッションの還元率は52％という事ですね。
このMLMの一つの目標であり、憧れの対象だったのが
「マネージャー」であり、彼らは月収300万円と言うのを常に公言し、
その上の「トータルマネージャー」は、月収1,000万円と公言していました。
しかし、私の知る限り新規のTMGは生まれませんでした。
現実的に実現が不可能だったのでしょう。
実際6名のTMGがいましたが、これはこの組織を作り初めの頃に
参加した人達で、そのとっかかりは別商品・別主宰会社での
活動だったんです。
このMLM会社のトップは2名の共同経営者で、彼らは上記の環境を利用し
自身のグループを拡大して、独立し社長＆副社長として
トップに君臨する組織販売会社を立ち上げた訳です。
そしてそのトップ2名と一緒に、先の主宰会社での最高位にいた６名が
独立して新会社となったものの、組織自体は完全スライドで維持し
最高位のトータルマネージャーと呼ばれるようになりました。
それゆえ形としては最高位のTMGは存在していましたが、新たには
生まれてこなかったんです。
ですから、現実的に到達可能な最高位は「マネージャー」だった訳ですね。
そんな彼らが、何人かずつ登壇し、
自身の前職や履歴、ここに上り詰めるまでの期間、
昔の収入と現在の最高月収、住んでいる場所や乗っている車
などを、これみよがしにひけらかすワケです。
ある程度の経験や知識を持っている大人であれば、大して興味は
もたないのかもしれませんが、当時参加してきている若い連中は
とても刺激的に感じていたようですね。
ま、かく言う私も何度か登壇しましたが・・・・(汗)
さて、では本当にこのマネージャー連中がそれだけの収入を得ていたのか？
そんなに素晴らしい生活を送っていたのか？
MLMでの稼ぎは本当にバラ色なのか？
ここについて、次は語りたいと思います。期待してね！